ドイツの2012年を振り返る

年末恒例ヘンドリックス先生の日曜セミナー、「2012年のドイツを振り返って」が今年も開催されました。

まず、生徒各位には、2012年度のシュピーゲル紙が配布されました。
「うん、これは何?」
表紙の絵を見て、今年のテーマになったことを各自が推察し、ドイツ語で発表するという手法。
ガオク大統領の写真などはすぐに察しがつくものの、ヘルマン・ヘッセは今年度と何の関係があるのかしら?(没後50年でした)このように参加型で展開する面白い授業。
その後は、ビデオ映像を見たり、イラストを参照して、今年の出来事を順次回顧してゆきました。
NPD(ネオナチの党)禁止法は成立するのか?
大手新聞紙が二つも廃刊になった背景は?
太陽エネルギーは、太陽の少ないドイツでは効果が薄いと批判されているとご存知でしたか?
このように10以上のホットなテーマについて、先生が解説して下さいました。
ヘンドリックス先生は、表情が豊かで演技派なので、ときにはメルケル首相に変身したりして、聴衆を飽きさせません。
教室は、しばしば笑いの渦に包まれていました。
インフォメーションとエンターテイメントの両方を兼ね備えた、つまり「インフォテイメント」な授業で、参加者の皆さんはとても満足されたようでした。
そして、恒例のカフェ休憩に出たシュトレンはドイツのクリスマスを思い出させ、もちろん大好評!
ご参加頂きました皆様、どうも有り難うございました。

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カテゴリー 日曜セミナー

2012年12月6日

欧日協会ドイツ語ゼミナール