映画「愛を読むひと」もうご覧になりましたか?
過去記事でもご案内しました、ドイツのベストセラー小説の映画化です。
ドイツ語を学習中の方には「英語をしゃべるのががっかり」という前評判のようですが、私の場合英語であることは最初の5分で気にならなくなりました。
アメリカ映画ではあるのですが、ふたを開けるとスタッフはイギリスおよびドイツ勢。「これはドイツ映画だ」という印象を受けました。
徹底的にこだわった「ドイツロケ」。
全員がしゃべる「ドイツなまりの英語」のせいでしょうか。特に脇を固めるドイツ系名役者の数々が、ドイツびいきの観客を喜ばせているようです。
文字と映像の違いを熟知した製作スタッフによる原作とはまた違った味わいの作品でした。
ドイツ語の本を朗読するシーンで、少年役のドイツ人俳優のドイツ語を聞ける?
と、一瞬期待しましたが、そこはやはり英語でした・・・残念!